猫葛篭 D-31

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猫葛篭 D-31

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プロフィール

小さい時に飼った猫を忘れることができません。受けた恩に報いたい。何かできることはないか。そこで思いついたのが昔、埼玉県で広く使われていた稲わらを編んだ猫用のペットハウス「猫葛篭(ねこつづら)」です。最近見たことがないし、もう編める人もいないのではないか。よし、やってみよう。材料探しに奔走し、遠い記憶をたどり一編み一編み、何とか復元しました。一つの猫葛篭を作るのに3週間ぐらいかかります。根気が必要です。でも猫が葛篭に入ってまったりとしてくれれば……。それを見て飼い主さんが喜んでくれれば……。お祭りなどに出店し、わらで縄を編む体験コーナーを設けたりして活動しています。

出展アピール

埼玉県の農家では、収穫したお米や野菜、農機具などを大きな納屋にしまっていました。ところがネズミが貴重なお米を食べたり、いろいろといたずらをするのです。そこで猫が広く飼われるようになりました。でも猫はいつも納屋にいて目を光らせてくれるとは限りません。そこで稲わらで編んだ「猫葛篭」を作り、それを納屋に置いていたのです。猫は納屋にある猫葛籠でまったりとし、たまに人のいる母屋に行って餌をもらったりしていました。子供は学校から帰ってくると猫を探しに納屋に行きます。猫葛篭に入っている猫を見つけると頭を撫ぜたり一緒に遊んだりしたものです。「葛篭(つづら)」とは衣服などを入れるカゴの総称です。猫を入れるカゴですから猫葛篭(ねこつづら)と呼ばれていました。

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